安田記念(GI)を前に関西テレビのうまンchuの取材に答えていた福永騎手のインタビューに感銘を受けましたので、記録しておきます。
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前走1200メートル高松宮記念から今回1600メートル安田記念に変わることについて
馬は、自分の走る距離を知らないから(亀谷敬正さんが、よく使いますね)、高松宮記念の後のこのレースは、1200の勢いでいって、最後バテるかもしれない。
でも、何度も乗ってきているので(14回)、福永騎手の指示通りに動いてくれる。つまり折り合いが心配ないので、大丈夫なようです。
距離適性に関しては、1400が、一番いいと思うが、結果が出なかった。(阪神カップ3着、阪急杯4着、新馬戦は勝った)GIは1200と1600しかないので、まあ実績のある1600がベストでしょう。1800を使ったときに、ちょっと長いかなと感じた。でも可能性を否定してしまうのは良くない。本当のベストはベストではないかもしれない。(距離に限らず、いろいろな面で)
今回3回目ですが、年齢的にはどうか そして、コース適性は
現代の育成競馬は非常に進化を遂げているので、馬のピークが、早い気がする。4~5歳で頂上を迎える馬が多いのは事実。でも馬は生き物なので、調子の良しあしもあるし、決めつけてしまうのは良くない。夏だけバテる馬もいるし、復活する馬もいるので、一概には言えない。
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そういえば、2009年にカンパニーが、8歳にして
天皇賞(秋)、マイルCSの、GIを2連勝して、現役を引退しましたよね。
コースに関しては、東京1600はベストだと思う。2年前に勝利(安田記念2019)、去年も落鉄がなければ、2着はあった。(安田記念2020【1着 グランアレグリア,2着 アーモンドアイ、3着インディチャンプ】)
インディチャンプとの歩み 課題だらけからのSTART
- 瞬発力はあるが、スタートが悪い。
- 操縦性が悪い。
- 右にもたれる。
三位一体となって
牧場と厩舎とジョッキーが三位一体になって、チャンプを作ってきた。
レーダーチャートでいうと、長所はそのまま。足りないところを徹底的に修正してきた。
そういう努力があって、総合力の高いインディチャンプが出来上がった。
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以上、福永祐一騎手のインタビューを要約しました。
最後に
福永祐一騎手は、昨年のコントレイルに続き、今年もシャフリヤールで勝利し、2年連続のダービー制覇を果たし、JRAの代表的な騎手の顔になっていますね。
ひと昔前、ダービーの勝てない男というレッテルを張られた時期もありましたが、持ち前の努力と競馬やスポーツに対するプロ的な愛情、仲間を大切にする人間性、そしてハンサムでナイスガイであり、あらゆる課題を超えてきたと思います。
厩舎と一体になって、インディチャンプを作り上げてきた、プロフェッショナルを感じました。
更なる飛躍とご活躍をお祈り申し上げます。
3年連続を目指して、頑張ってください。
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